夢は追う!やりたいことは、とりあえずやってみよう!

この一週間、重い日が続くなか、良いニュースもあった。   それは16年越し、念願の水中写真撮影用のハウジングが届いたこと。 エンゾが帰って来れない日々が続いたので、嬉しいけれどもお疲れ顔・・・   サーフィン撮影に興味を持ってから16年。 大学で写真学やデジタルメディアを3年も勉強したものの、留学生の分際では高価なハウジングまでに手は出せず、 増しては、高価なカメラを水中へ持っていくリスクなどしょえなかった。   200ドル程で買える水中カメラは何台も所有するものの、深く潜りすぎて、最後の一台以外は見事全て水没させた。 しかもそういうカメラはシャッタースピードが遅いので、イルカが可愛い顔しても、 シャッターが切れる頃には、そっぽを向いていたり、とても悔しい思いを沢山した。   3ヶ月前、とてもチャーミングな紅一点で組織を引っ張る、とても魅力的な女性と出会い、   「これから何がしたいの?」   というシンプルな質問に、とても心を動かされた。   正直プアラニのお店を去って以来、勉強と子育てに集中し、 情熱を感じるキャリアと出会っていない。   やりたいと思ったことを全て白い紙に書き出すと、 一番上に来るのはフォトジャーナリズム。 これは子供の頃からの憧れ。   やってみようかな?   翌日、心より信頼するコーキさんに話してみると、   「おー!やりたいことは、どんどんやっておいたほうがいいぞー!」   と、背中を押してくれた。   そして思い切って即オーダーし、ようやく手に入れたこのハウジング。   面白いことにまた「赤」が寄ってきた。 子供の頃から何かをオーダーすると、違う色を指定していても、赤に仕上がってくる。 欲しいというものがあると、在庫にあるのは赤のみだったり・・・ サーフボード、車、自転車、バックパック・・・   今回もピンクをオーダーしたはずだけど、やっぱり赤になってきた。 縁があるんだな・・・   エンゾが戻らなく、気分の思い日が続いていたので、 気晴らしに30分だけ持ち出してみた。   設定も何も考えられず、ただ何回かシャッターを切ってみたら、 ピンぼけして色もイマイチだけれど、いい瞬間はとらえていた。   数年ぶりに会うドミニックの笑顔とダブルシャカのハッピーサフィン。 これにはとても癒された。   ハウジングやレンズ、そしてスーツケース半分埋まるほどのお土産まで、 飛行機に乗る直前まで走り回って、日本から持ってきてくれたカメラマンの太郎。 酔っぱらいすぎで、洗礼受けてた。   何と言っても水の中が気持ち良く、気持ちが少し楽になったのを覚えている。   やっと元気になったので、これあら水中写真を追求できそう!   「あれやっておけば良かった!」って後で言いたくないから、   やりたいことは、とりあえずやってみよう!